![]() クラクラしそうなくじらの骨格 ![]() 哺乳類であることの証 ![]() 載せずにおかれぬ野郎ども |
オリビア・ニュートンジョンには内緒だ紀伊半島をぐいっと南下して、くじらの町・太地町へ。ここには、くじらの生態と日本の捕鯨文化を伝える「町立くじらの博物館」がある。オリビア・ニュートンジョンには内緒だよ。 本館は中央が吹き抜けになった3階建ての建物で、その中央部には巨大なくじらの骨格標本や、昔の捕鯨船のモデルなどが吊るされている。捕鯨船にはふんどし一丁のイイ顔の男たちが乗っているので、SG系ホモのヒトは要チェックだ。もちろん、ちんことまんこの模型もうやうやしく掛けられている。 館内には、捕鯨の歴史資料や古式捕鯨のジオラマなどが並んでいる。だが中心となっているのは、やはりくじらの標本。特にくじらの胎児のホルマリン漬けは充実している。もしあなたが突然くじらの胎児を見たくて見たくてたまらなくなったら、ここに来ればたっぷり見られるはずだ。グリーンピースには内緒だけど。 標本は他にもくじらの鼻の穴、眼球、心臓(これがデカい)などあらゆる部分が揃っている。生殖器などはタテに割ったりヨコに割ったり、もういたれりつくせりである。なにがいたれりつくせりだ。 園内には他にも併設施設として、アシカとカマイルカのショープール、ラッコ館(2頭いる。でも寝てた)、水族館(ものすごく地味。一応トンネル水槽はあるけど)、熱帯植物園などがある。入り江を囲ってゴンドウクジラやイルカを野外で飼ってもいるようだ。でも本館以外の施設はどうも「つけたし」っぽいので、過度な期待は抱かないほうがよいだろう。それより、ちゃんとしたくじら料理専門店を館内に作ればいいのに。いや、くじらの肉を食わせる食堂はあるし、近隣の宿泊施設でもくじら料理は出るんだけど、どうもいまひとつ、ね。 実は近くに「落合記念館」があって、ワタシの心の中のある部分が「行け」としきりに叫んでいたのだが、今回はパスすることとした。しかし「くじらと落合」。いい観光コースかもしれない。 |